Navigation :
Top/xdmでリモートホストを使う
xdmでリモートホストを使う
- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
- xdmでリモートホストを使う へ行く。
- xdmでリモートホストを使う の差分を削除
*リモートからxdmを呼び出す X端末マシン(d3alr4)もstartxできる状態になっていることが前提 コンソールからrootでログインしたら、おもむろに以下のように入力して みましょう。 /usr/X11R6/bin/X -query d3alr3 -d3alr3のxdmが起動したと思います。ここでhogeでログインすると d3alr3のhogeのデスクトップが現れるはずです。 -うまく動かない場合は、Ctrl+Alt+BackSpaceを 押してXServerを落してください。 *chooser使ってホスト選択 X端末マシン(d3alr4)にはxdmの設定がしてありません。 d3alr4も自作の PC/ATで、Linuxが動いている訳ですから、d3alr3にしかログインできないのは もったいないですね。もう少し一般化して、どのマシンの前に座っても好きなリモート ホストへ接続できる方法を考えます。 xdmはXDMCPというプロトコルをサポートしています。xdmには、XDMCPを用いて xdmが起動しているホストをリストアップし、好きなホストを選ぶことが できるchooserと呼ばれるプログラムが付いています。 XServerに-indirectというオプションを付けて起動します。 /usr/X11R6/bin/xdm # /usr/X11R6/bin/X -indirect d3alr4 こうするといきなり接続せずに、XDMCP Host Menuというのが出て来て、 現在ネットワークにつながっているホスト一覧を表示してくれます。 この手順を自動化するためには、/etc/inittabを用います。 Run xdm in runlevel 5 x:5:respawn:/usr/bin/X11/xdm -nodaemon これを以下のように書き換えます。 # Run xdm in runlevel 5 xd1:5:respawn:/usr/bin/X11/xdm xd2:5:respawn:/usr/bin/X11/X -indirect d3alr4 id:5:initdefault: の変更は済ませておいてください。 こうしておくと、起動時に、自動的にchooserが起動されます。 ちなみに、気を付けて欲しいのは、XServerを多色モードで起動する場合、 X -indirectの行に-bpp 16などのオプションもいっしょに付けるということです。 xdmにXServerを起動させている訳ではないので、/etc/X11/xdm/XServersは関係ないのです。